食材としてのペニス

動物のペニス

中国では「××鞭」という食材を頻繁に目にする。レストランのメニューにも載っているし、食材店にも並んでいる。

「××鞭」は動物のペニスである。例えは牛鞭ならウシのペニス。羊鞭なら羊のペニスである。

ペニスと言っても肉の一種であるから、ちょっとかわったホルモン食材なのであるが、中国では単なる食材ではなく、漢方薬の一種であると考えられている。

牛鞭

牛鞭[niú biān]はウシのペニスである。

牛鞭

牛鞭は比較的ポピュラーな食材であり、煮物、炒め物、粥の具材などとして食されている。調理してしまえば、全く違和感なく食べることができる。

漢方薬としては性的機能の改善などの目的で利用される。

狗鞭

狗鞭[gǒu biān]は黄狗という種類のイヌのペニスと睾丸である。

狗鞭(乾燥品)

長さはおよそ12センチメートル、直径は2センチメートルで、先端はやや尖っている。

食用犬を捌くときに取り出して、周囲の脂肪を取り除いてから乾燥して保存しておく。狗鞭には独特の臭みがある。

狗鞭は食材または漢方薬として使われる。ただしスーパーマーケットや市場で売っているほど一般的な食材ではない。

通常は漢方薬の専門店などで購入することになる。

食用としては煮て食べることが多い。漢方薬としては粉末にして服用するなどの利用法がある。

虎鞭

虎鞭[hǔ biān]はトラのペニスである。

虎鞭(乾燥品)

ネコ科の動物のペニスにはトゲがあると言われている。トラも例外ではない。

現在の中国ではトラは貴重な動物なので、食材として使われることはないと言ってよい。

虎鞭は食材というよりも漢方薬として利用される。しかも高価な漢方薬であるから、病院で処方されるような漢方薬ではない。

性的機能の改善や虚弱体質の改善に効果があるとされている。

驢鞭

驢鞭[lǘ biān]はロバのペニスである。驢腎の別名もある。

驢鞭

驢鞭は漢方薬的な食材である。驢鞭の利用には地域性がある。

河北省、山西省、黒竜江省、四川省などが驢鞭の本場である。

骨髄炎、骨結核、母乳不足の改善に効果があるとされている。

蛇鞭

蛇鞭[shé biān]はヘビのペニスと睾丸である。

蛇鞭(乾燥品)

蛇鞭は漢方薬の一種である。

インポテンツ、耳鳴り、慢性睾丸炎、不妊などの治療に用いられる。

羊鞭

羊鞭[yáng biān]はのペニスである。

羊鞭

羊鞭は漢方薬的な食材である。インポテンツ、夢精、性欲低下の治療に効果を発揮すると言われている。

最もシンプルなのは、ネギやショウガとともに煮込むだけの料理である。

猪鞭

猪鞭[zhū biān]はブタのペニスと睾丸である

猪鞭

猪鞭も漢方薬的な食材である。

性的な機能の改善だけではなく、美容や発育促進などの作用があるとされている。

特に冬に食べると効果的であるとされている。

ちなみに猪鞭は美味である。漢方薬としての効能を狙って食べるだけではなく、食材としても人気がある。

Posted by 編集長 妙佛大爺

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