ヘビのキモを食した結果が恐ろしい!謎の奇病か蛇の呪いか?

幼い患者

その日、四川大学華西医院の医師はあまりにも奇妙な患者を診察して驚愕した。

その患者は四川省郫県(ひけん)から来た9歳の少女だった。郫県は豆板醤の産地として日本でも有名な地名である。

その少女の容貌はまるで老婆のようであった。

家族の話によると、少女の容貌が変貌した経緯は次のような事情によるものだそうだ。

少女が3歳のときのことである。

少女のおしりに赤い斑点ができたそうだ。それを見た母親は少女を病院に連れて行き治療を受けさせた。

そのときはステロイドが処方され一時的に回復した。しかししばらくすると再発したそうだ。

母親は再び病院に連れて行った。

やはりステロイドを処方され、服用した直後は改善したが、しばらくするとやはり再発したという。

特殊な治療

治療と再発の繰り返しに悩んでいた母親は、ヘビの胆を食べさせるとよいという話を聞いて、少女にヘビの胆を食べさせたそうだ。

ヘビの胆8個を食べた少女の体に間もなく異変が現れた。

前身の皮膚が委縮し、一部の皮膚はたるんで垂れ下がり、シワができてしまった。

小学生になった時点で、老婆のような容貌になってしまったのだ。

事件を伝えるテレビ報道

少女はヘビの胆を生で食べたそうだ。

そうなると未知の寄生虫、ウイルス、細菌などに感染してしまった可能性がある。

中国の自然環境の中には、医学がまだ解明していない病原体が多数存在している可能性がある。

そのような病原体を摂取した結果、医師ですら驚愕するほどの奇病を発症してしまったのだ。

中国人は基本的に生ものを食べない。

それは単なる食習慣ではなく、生食の危険性を知っていた先人の知恵なのだ。

このケースは中国に行ってヘビの生き血を飲んだり、スッポンの生き血を飲んだりすることが、非常に危険な行為であることを物語っている。

日本人は生ものを好む食文化を持つが、中国で加熱処理をしていない食品を口にすることは、非常に危険な行為なのである。