中国の日常食:煎餅

中国のクレープ

日本語で煎餅は「せんべい」だが、中国語ではクレープ状の料理を意味する。

ちなみに発音は[jiān bǐng]。

中国のウェブサイトを見ると、英訳は pancake であるが、いわゆるホットケーキほどの厚さはない。

通常、生地は小麦粉から作られるが、トウモロコシ、コーリャン、コメなどの粉から作られる場合もある。

伝説

中国では煎餅は諸葛孔明が発明したと言われている。

持久戦の最中に兵士の士気を鼓舞するために食事をふるまおうと考えた孔明。

銅鑼をフライパン代わりにして丸い煎餅を焼かせたという。

だから煎餅は銅鑼の形をした丸い鉄板で焼くのだ。

バリエーション豊富

煎餅はそれだけで食べるのではなく、具材を包んで食べるのが一般的。

だから具材を変えることによって、あるいは調味料を変えることによって無限のバリエーションを生み出すことができる。

この料理は中国では非常にポピュラーだ。

中国のKFCには老北京という名でメニューに載っている。