貴州省の怪魚
2018年6月6日、貴州省・貴陽の男性が怪魚を釣り上げて話題となっている。
全体は明らかに魚であるが、頭部はまるで鳥。ペンギンに似ていなくもない。
これは明らかに怪魚である。
中国ではもちろん、英語圏、ロシア語圏でも報道された大事件が、なぜか日本ではほとんど報道されていない。
これは由々しき事態である。
UMAの存在を隠蔽しようとする何らかのパワーが働いたのかもしれない。しかし真実を隠し続けることはできないのだ。
現在の時点で明らかになっている怪魚についての情報を紹介しよう。
科学者の説明
怪魚を釣り上げた釣り人は、あまりにも不気味な魚を持ち帰る気にはなれなかったらしく、元の河にリリースしている。
ただし釣り人とその友人たちは、怪魚をリリースする前に動画を撮影していたため、この画像資料を専門家が分析したのである。
その分析によれば、この怪魚は草魚だというのだ。
稚魚の時に酸素欠乏状態に置かれると、草魚の頭部が変形し、鳥のような姿になるという。
この説明は事実上「水質汚染とは関係ない」という主張と同等だ。
どうも、怪しい。
もしも酸素欠乏が原因なら、同じような怪魚が多数目撃されているはずだ。
しかし怪魚を釣り上げた釣り経験が豊富な男性は、このような怪魚を見るのは初めてだと言っている。
酸素欠乏説には十分な説得力があるとは言えない。
怪魚の正体
恐らく専門家の説明は、確信があっての発言ではないのだろう。
もしも「水質汚染が原因の可能性がある」とでも言おうものなら、大きなパニックが発生しかねない。
そのような騒ぎを起こせばタダでは済まない。
だから無難な推測を述べた可能性があるのだ。いや、その可能性が強い。
ただしこの怪魚が水質汚染による奇形魚であると決めつける根拠もない。
突然変異であるかもしれないし、新種の魚なのかもしれないのだ。
中国メディアは口を揃えて酸素欠乏が原因と報道している。つまりそれが中国政府の意向なのである。
政府は早急に騒ぎを鎮めようとしているが、もう一度怪魚を捕獲して、本当の原因を追究すべきである。