中国政府が隠し続ける太陽墓の秘密

孔雀河古河道

中国西部の国境地帯には天山山脈が横たわっている。タリム盆地の北東に位置する博斯腾(ボステン)湖は天山山脈の雪解け水を貯える水瓶である。

この博斯腾湖から流れ出る河がある。孔雀河と呼ばれる美しい大河だ。かつて班超がこの河で馬に水を飲ませたことから飲馬河の別名がある。

かつて孔雀河は「さまよえる湖」ロプノールに注いでいた。しかし現在の孔雀河はロプノールに達する前に枯れている。

砂漠地帯を流れる河であるから水は大地に浸透し、蒸発することで減少しやすい。さらにダムが建設されたために水量が減り流れが途切れてしまったのである。

数千年前の孔雀河の跡を孔雀河古河道という。

現在の孔雀河古河道は不毛の砂漠地帯である。しかしかつての孔雀河古河道の周囲は全くの別世界であったと考えられている。

この一帯からは6000年前の石器を始めとして、陶片や青銅器などの遺物が多数出土している。

新石器時代から前漢の時代にかけての孔雀河古河道は緑が豊かで多くの人々が生活する土地であった。当時の孔雀河古河道周辺の40%は森林地帯だったと言われているのだ。有名な楼蘭の遺跡も孔雀河古河道の下流に位置するのである。

墓葬群

孔雀河古河道の北岸で1979年の冬に大規模な墓葬群が発見された。

東西35メートル南北45メートルの範囲(およそ1600平方メートル)に42基の墓が点在していたのだ。放射性炭素年代測定法により3800年前の遺跡だと断定された。

42基の墓はふたつの種類に分類できる。

ひとつは地面に穴を掘り、その中に木の板で作られた舟形の棺が置かれる形式である。棺の底には板が敷かれていない。棺の頭部は羊の皮や織物で覆われていた。

ひとつの墓穴には原則的に1体の遺体が仰向けに埋葬されていた。

服は着用しておらず布でくるまれていた。頭には鳥の羽が付いた帽子をかぶり靴を履いていた。さらに玉や動物の骨でできた首飾りや腕輪などのアクセサリーを身に着けていた。胸の上には漢方薬である麻黄を入れた小さな袋が載っていた。

頭は東に向けられていて、頭の近くには穀物や石像などの副葬品が置かれていた。布にくるまれた子供の死体が発見されたケースもある。

太陽墓

考古学者を驚かせたのはもうひとつの形式である。棺を囲むように木の杭が打たれていたのだ。

杭の数は非常に多く、棺を中心にして7重の同心円が形成されていた。見方によっては棺から放射状に木の杭が並んでいるようにも見える。最大の半径はおよそ6メートルであった。

このタイプの墓に葬られていたのは例外なく男性の遺体であった。やはり仰向けで頭を東に向け、体を伸ばした姿勢で埋葬されていた。

副葬品は第1のタイプの墓とほとんど差はなかった。

墓全体を俯瞰すると太陽が光を放射している図のように見えることから、第2のタイプの墓は太陽墓と呼ばれている。

隠された発見

太陽墓の特徴は杭で作られた7重の同心円に囲まれていることと、埋葬されているのが例外なく男性であるという点である。

第1のタイプの墓と比べると構造が複雑であることから考えれば、太陽墓に葬られた男たちは身分が高い人たちであったと考えられる。

ただし副葬品のレベルから考えれば太陽墓に葬られた男たちが国の支配者に相当する身分であったとは思われない。

発見された男たちよりもさらに身分が高い支配者の墓がどこかにあると考えるのが自然なのだ。

王の太陽墓

実は太陽墓が発見された土地から東に少し離れた区域で王の太陽墓が発見されていたとの噂がある。王の太陽墓は9層の同心円で囲まれ、その半径は25メートルほどあったという。

しかしその発見は政府の介入により隠蔽されたというのだ。なぜ政府は王の太陽墓を隠蔽したのか?

それは墓から発見された不気味な遺体と関係がある。王の太陽墓に葬られていたのは人間の遺体ではなかったと言われているのだ。もちろん動物の遺体でもない。それは額にも目がある人類によく似た生物の遺体だったのだ。

発掘に参加した地元の作業員はその遺体を宇宙人の遺体だと確信したという。遺体の全体的な印象は人間に似ていたが、目が3つあるのは明らかに異常である。それに加えてあまりにも奇妙な副葬品が出土していたというのだ。

青い発光体

遺体の右肩付近から金属製の小箱が発見された。3000年以上前の墓から出土したというのに金属光沢は全く失われていなかったそうだ。

発掘のリーダーであった学者がその小箱を開けると強烈な青い光が広がった。そして箱の中から光を発する「何か」がゆっくりと天に昇って行ったのだ。

あまりにも眩しくて何が光を出しているのか確認することはできなかったが、大きさは握りこぶし程度のものだったという。

その物体は最初はゆっくり上昇して行き次第に速度を増したという。テレビで見た打ち上げ直後のロケットの動きに似ていたそうだ。

日差しが強い日中の出来事であったが、日光の中でも上空の青い光ははっきりと見えた。最終的には天高く昇って見えなくなったそうだ。その場にいた全員が空を見上げて呆然としていたという。

隠蔽の理由

新疆はUFO多発地帯のひとつであり、昔から宇宙人の存在が囁かれている土地でもある。中国政府は新疆の宇宙人についてすでに多くの情報を収集しているといわれているのだ。

ただし中国政府は宇宙人についての情報を独占し、決して外部に発表しようとはしない。

王の太陽墓で起きた事件が明らかになれば、世界中から新疆の宇宙人についての関心が高まり、新疆で進行中の様々な宇宙人マターが暴露される恐れがある。

これを未然に防ぐために中国政府は青い発光体の目撃事件だけではなく、王の太陽墓の発見そのものを隠蔽したと考えられている。