繰り返された全村民消滅事件

類似事件

中国では過去にもひとつの村の村民が全員消滅する事件が起きている。

清代の光緒年間のことである。

福建省に坑辺村という村があった。村の人口はおよそ千人だったという。

この村でも村民全員が一晩のうちに突然失踪する事件が発生しているのだ。

この事件も謎に包まれている。

付近で大きな自然災害が発生し、被害を避けるために移住したのではないかという説が提唱されたが、当時の記録を調査すると災害発生の形跡は全く残されていなかった。

この事件は夜狸猫事件と類似している。

全村民が忽然と姿を消したのだから、誘拐事件の可能性は極めて低い。逃亡や避難の可能性も無くはないが、その理由が見当たらない。

そうなると巨大な力、すなわち国家権力による強制移住の可能性が高まってくる。

清の時代ともなると珍しい出来事は誰かしらが記録している。大規模な強制移住があればどこかに記録が残っているはずだ。

しかしそうした記録がない所を見ると、清朝は秘密裏に村人を強制移住させたと考えるべきだ。千人もの人間を移住させた上で一切の情報漏洩を許さない。

夜狸猫事件と同様、国家権力の関与なしには不可能な行為だ。

強制移住の目的

実は坑辺村の全村民消滅事件と夜狸猫事件には知られざる共通項がある。

それは風水である。

風水と言うと地形だけをイメージしがちであるが、実は地形と天体との位置関係も重要な意味をもつ。

天体の位置関係は時間とともに変化するから風水は本来動的なものなのである。

同じ土地に住んでいても時間の経過とともに運気が変化するのは、このためである。

天体の運行も考慮しながら事件が発生した時点でのふたつの村の風水を分析すると両者には明らかな共通点があったのだ。

非常に専門性の高い話になるので詳細は省略するが、ふたつの村はどちらも気の大動脈である龍脈に瑞気を呼び込む「門」の地点に相当していたのである。

しかし「門」に人間を含めた動物の生命活動があると瑞気の流入は阻害される。

だから政府は村人たちを移住させる必要があったのだ。なぜなら龍脈の気は国家支配者の運気を支配するからだ。

迷信打破を党是とする共産党が風水に基づいて村人を強制移住させた。

このような情報の漏洩が許されるはずがない。夜狸猫事件が国家機密とされているのは当然なのである。

Posted by 編集長 妙佛大爺

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