鳥類の地震予知
中国ではハトに地震予知能力があると考えられている。
ハトは地震発生の24時間前には、震源から50km以内のエリアからいなくなると言われているのだ。
中国科学院の研究によると、ハトの脚には長さ1mmにも満たない小さなオリーブ形の組織が100個以上もあるそうだ。
その組織は神経でつながっていて、全体ではブドウ状の器官を形成している。
その神経を切断したハトと正常なハトを比べると、正常なハトには地震予知能力があるが、神経を切断すると地震予知能力が失われるという。
つまり脚に具わっているブドウ状の組織が地震の予兆を捕えているのだ。
ハトに限らず鳥類には一般的に地震を予知する能力があるのかもしれない。
地震の前にニワトリが樹に登るという証言もある。
さらにカラス、スズメ、オウムも地震を避けようとするそうだ。
カラスやスズメが一斉に大移動をするのは地震の前兆だと考えられている。